桜の呪い』という絵です。
有名な『桜の樹の下には死体が埋まっている』という梶井基次郎の文章を耳にしてからというもの桜を見るたびに死体が...とうっすらと思ってしまいなんだか呪いにかかってしまったようだと思い描いてみました。
そもそも『櫻の樹の下には』を読んだことがないのでこの春、桜が咲いたら読みたいと思っています。
桜といえば、私は夢枕獏先生の『陰陽師』が大好きなのですが陰陽師に出てくる桜の描写がとても美しいのです。柔らかい春の日差しの中で咲く桜や散っていく花びらが目前に見えるようです。特に『陰陽師 付喪神ノ巻 迷信』の桜が好きです。
とても有名すぎる作品ですがおすすめです。春の訪れとともに是非。
(2022/2/21)
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